Q1_受託試験全般に関するよくある質問
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Q2_包装性能評価試験に関するよくある質問 |
Q1_1~Q1_20 |
Q2_1~Q2_9 |
Q1_1. 試験の依頼から完了までのプロセスを教えてください。
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主なプロセスは以下の通りです。
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[1]弊社ホームページのお問い合わせフォーム『包装試験』より、各種お問い合わせをお願いいたします。 |
[2]お問い合わせの内容に従い御見積書を提出いたします。試験内容について事前のお打ち合わせが必要な場合はお気兼ねなくご相談ください。(Webでのお打ち合わせは、Teams・Zoom に対応しております) |
[3]注文書(試験依頼書)フォーマットをお送りします。押印の上、発行をお願いいたします。お客様様式の注文書がある場合は、合わせて発行して頂いても問題ありません。又、試験日程が決まっている場合は、試験機器の予約をして頂きますので弊社担当者へご相談ください。 |
[4]供試品の発送手配をお願いいたします。(着払い不可) |
[5]試験を実施いたします。 |
[6]試験後概ね1週間以内に試験報告書をPDFにて発行いたします。原本が必要な場合は弊社担当者へお申し付けください。試験報告書が不要な場合は、テストデータ及び、試験時の写真(抜粋)のみのご提供も可能です。お申し付けください。 |
Q1_2.どのような試験設備がありますか? |
落下試験機・衝撃試験機・振動試験機・圧縮試験機・恒温恒湿器・恒温器・減圧試験機などがあります。詳しくはページ下部より試験設備カタログをダウンロードしてください。 |
Q1_3. 試験対応可能な時間帯を教えて下さい。
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基本的には、平日の9:00~17:00までの時間帯となります。17時以降は時間外対応となりますので事前にご相談下さい。なお、供試品の前処置等、無人もしくは自動で実施可能なものについてはこの限りではありません。 |
Q1_4. 供試品はどのように発送すれば良いですか?
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弊社に届くまでの輸送中に外装損傷などが生じてしまうと試験結果に影響を与えかねませんので、基本的には供試品自身を保護するように二重包装した状態での発送をお願いいたします。その際、二重包装している旨を事前にお知らせください。
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Q1_5. 供試品(試験体)を持ち込むので試験機器を貸してもらえますか?
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試験機器の操作及び試験自体の実施につきましては安全確保の為、弊社スタッフが行います。ご了承ください。
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Q1_6. 企業ではなく個人ですが、試験を依頼することは出来ますか?
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個人様からの試験依頼はお引き受けしておりません。ご了承ください。
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Q1_7. 供試品(試験体)を持っていく(もしくは送付する)ので直ちに試験をお願い出来ますか?
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事前のご予約と手続きが必要となります。ご依頼内容の共有なども含めてお時間を頂く旨、ご了承下さい。
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Q1_8. 試験をお願いしたら、いつ頃試験を開始することが出来ますか?
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試験機器の空き状況に応じて試験担当者が試験開始可能日をご案内いたしますのでお問い合わせください。
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Q1_9. 試験予約キャンセルの際は予約後いつまでのキャンセルが可能でしょうか。又、キャンセル費用はかかりますか?
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試験開始予定日の一週間前までのキャンセルは無償で可能です。以降は原則キャンセル料が発生します。詳しくは約款に記載がございますのでご確認ください。
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Q1_10. 代理店経由(販社など)で試験の依頼は出来ますか?
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出来ます。事前にお知らせ頂ければ助かります。
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Q1_11. 試験に立ち会うことは可能でしょうか? 又、事前に試験設備を見学したいのですがお願い出来ますか?
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立会試験及び、試験設備のご見学は可能です。事前にご希望の日時や来社予定人数などを弊社担当者へお申し出ください。但し、混みあっている場合などはご要望に沿うことが出来ない場合もございますのでご了承ください。
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Q1_12. 試験の立ち合いなどで訪問(入場)する時はどのようにすればよろしいのでしょうか? 駐車場は在りますか? |
構内入り口の守衛所にて入門受付をお願いいたします。受付後は、6号棟1階(弊社入り口)のインターホンにて弊社担当者をお呼び出しください。駐車場はございます。守衛の指示に従ってください。弊社試験室までのアクセスにつきましては、このページの下部よりダウンロード可能です。 |
Q1_13. 試験機器の校正証明書の写しを頂くことは可能でしょうか?
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有償となりますがご提供可能です。事前にご連絡ください。 |
Q1_14. 動画撮影を依頼することは可能でしょうか?
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有償となりますがご提供可能です。事前にご連絡ください。
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Q1_15. 試験報告書にはどの様な内容が記載されるのでしょうか? 又、試験報告書のサンプルがあれば頂くことは可能でしょうか? |
試験報告書の記載内容につきましては、試験報告書サンプルをページ下部よりダウンロード可能ですのでご確認願います。(試験内容によって記載内容が異なりますので予めご了承ください)
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Q1_16. 輸送包装試験では試験後の合否判定までお願い出来るのでしょうか?
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弊社では製品自身の合否判定は行えません。試験後は供試品をご返却しますので製品側の最終合否判断はお客様にてお願いいたします。
尚、輸送試験後の包装外観については、試験において相応の負荷をかけていますので通常起こり得るレベルの箱潰れであれば問題なしとしています。 |
Q1_17. 試験報告書を英文で発行して頂くことは可能ですか?
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和文、英文共に有償となりますがご提供可能です。事前にご連絡下さい。(和英の併記には対応しておりません)
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Q1_18. 危険物の試験をお願い出来ますか?
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原則お引き受け出来ません。リチウムなど電池搭載品については放電済みや絶縁などの安全を担保した状態に限りお引き受け可能な場合もございますのでご相談ください。
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Q1_19. 落下試験(衝撃試験)で衝撃加速度を計測することは出来ますか?
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加速度ピックアップセンサーを製品に取り付けることで3軸方向の応答加速度を計測することが可能です。但し、センサーが取り付け可能なことが条件になります。
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Q1_20. 振動試験機や衝撃試験機のテーブルへ試験体を締結するための情報を教えてください。又、締結などの目的で試験治具の製作をお願いすることは出来ますか?
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試験機のテーブル等の図面はご提供可能です。お客様側でテーブルに締結できる試験治具の製作をお願いいたします。締結用のボルトはございますが、治具の形状によってはお客様側でご用意頂く場合もございます。
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Q2_1. ISO 11607-1 の要求事項を満たすために、輸送包装試験(包装システム性能試験)・完全性試験・安定性試験(加速経時)をまとめて貴社にお願いしたいのですが、可能でしょうか?
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可能です。試験内容や方法・手順・各試験項目の諸条件の詳細を打ち合わせの上、実施希望時期も含めて試験計画を立て一連の評価試験を行います。先ずはご相談ください。
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Q2_2. 完全性試験を依頼したいのですが、どのような試験に対応していますか?
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シール部の完全性であれば、ダイペネトレーション試験(ASTM F1929)によって完全性の評価が可能です。また目視検査試験(ASTM F1886)では、シール部に含まれる汚れやシール幅の均一性などの検査も可能です。
滅菌包装全体の完全性については、バブルリーク試験(ASTM F2096)によって大きな欠陥の有無の検査が可能です。
また、シール強度試験(ASTM F88)によってシール剥離強度の計測が可能です。詳細につきましては下記リンク先をご参照ください。
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Q2_3. 代表的な輸送包装試験の規格には、どのような規格がありますか?又、推奨規格などありましたら教えてください。
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代表的な輸送包装規格試験(試験法一般通則)には 、ISO 4180・JIS Z 0200・ASTM D4169・ASTM D7386・ISTA などがあります。日本国内の輸送を想定した試験をご希望の場合は、JIS Z 0200(日本産業規格)が適しています。
国際輸送を想定した試験をご希望の場合は、ASTM, ISTA, ISO のいずれかを選択することをお勧めいたします。試験規格の概要については下記リンク先をご参照ください。
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Q2_4. 試験規格や試験条件は、どのように決定したら良いのですか?
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やみくもに試験規格を選定すると、最終的に実際の輸送環境とかけ離れてしまい、その結果、過剰包装によるコストアップや、過小包装による製品損傷が頻発する事態になり兼ねません。
従って、試験規格を選定する際は、規定されている試験項目や試験条件をきちんと理解した上で、自社の輸送環境と照らし合わせて、出来るだけ等価な条件に成り得る試験規格を選定するのが望ましいです。その際、お客様から要求されている試験規格や商品が流通する国内などの状況を勘案し総合的にご検討した方が良いです。 |
Q2_5. ISTA 輸送試験はいくつかシリーズがありますが、それぞれどの様な試験なのかを簡単に教えてください。 |
1シリーズ: 耐久性能試験です。(輸送環境シミュレーションではない)輸送環境のシミュレーションというよりは、包装された製品の耐久性を評価する試験です。 |
2シリーズ: 部分的な輸送環境シミュレーション性能試験です。1シリーズの基本試験項目に加え、3シリーズから少なくとも一つの試験項目を加えた輸送環境シミュレーション試験です。 |
3シリーズ: 一般的な輸送環境シミュレーション試験です。 |
4シリーズ: 荷主による作り込みが可能であり、特定輸送条件に焦点を絞った輸送環境シミュレーション試験です。 |
6シリーズ: 大手会員によって構築された輸送試験です。アマゾン規格やFedex規格などがあります。 |
7シリーズ: 保冷容器などの開発容器に対する性能評価のための温度試験です。 |
Q2_6. ISTA のパッケージ認証を取得したいのですが、認証までの手順を教えてください。
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[1]パッケ ージ認証を取得するためには、お客様による ISTA のメンバーシップ登録が必要です。(お客様にて対応)
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[2]メンバーシップ登録手続きが完了したら、ISTA よりお客様へメンバーIDが発行されます。 |
[3]試験前に、合否基準(包装の許容限界及び、製品の損傷限界)を決めてメンバーIDと共に弊社へお知らせください。 |
[4]ISTA認定試験をご依頼ください。 |
[5]試験後の状態があらかじめ定めた合否基準に対して合格と判断出来ましたら、お知らせください。 |
[6]弊社にてISTA専用試験レポートフォーマットに従いレポートを作成し ISTA 本部へ提出いたします。(弊社にて対応) |
[7]ISTAにて最終審査後、認定証が届くまでお待ちください。(試験レポート提出後、3週間程度) |
Q2_7. ISTA ラボ認定証の写しを頂くことは可能でしょうか?
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可能です。弊社ホームページお問い合わせフォームの『包装試験』よりご要請ください。
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Q2_8. JISパレット評価試験はどのような項目があるのか教えてください。又、それに伴う供試品数量も教えてください。
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JISパレット評価試験は、平パレット試験方法 JIS Z 0602 が適用規格となり、脚部圧縮試験、曲げ試験、下面デッキボード試験、落下試験の4つの試験です。
この試験規格の供試品必要数量は各試験に3個以上となります。
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Q2_9. 包装性能評価試験で用意する供試品数量の決め方について教えてください。
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なるべく複数での実施がどの試験規格でも推奨されています。試験目的に応じた供試品数をご確認頂き、最終的にはご依頼者にて決定して頂くことになります。
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