包装ソリューションPackaging Service & Solution
材料試験サービスJIS Z 0212 ダンボール圧縮試験サービス
当サービスではJIS Z0212に従い、金属、木材、段ボール、板紙、プラスチックまたはこれらを組み合わせた包装貨物、及び包装容器の圧縮強度を評価いたします。
JIS Z 0212 試験の概要
JIS Z0212(圧縮試験方法)は、金属、木材、段ボール、板紙、プラスチックまたはこれらの組み合わせからなる包装貨物、及び包装容器が適正であるか否かを評価するための試験方法です。
試験方法は、主として圧縮荷重による内容品の損傷を調べる事を目的とし、包装貨物の圧縮試験を行う「方法A」と容器自体の強度を知るための空容器で圧縮試験を行う「方法B」があります。
なお供試品は試験に先立ち、前処置を行うことが望ましいとされています。(JIS Z 0203による)
試験の流れ
- 試験方法A・・・供試品に対して決定された圧縮荷重を加え、内容品の損傷を調べます。(供試品数=3以上を推奨)
- 試験方法B・・・容器自体の圧縮強さを知るため、空容器に対して圧縮試験を行います。(供試品数=5以上を推奨)
ワンポイントアドバイス
ダンボール包装された製品を倉庫へ保管する際の段積みは一般的ですが、ダンボールの耐圧強度は、湿度50%の状態と90%の状態とで比較した場合、耐圧強度は半減します。また、パレット上にダンボールを積む時の積み方によっても耐圧強度は大きく変わりますので、段ボールの材質を選定する際は、実際の使用環境や積み付け方法を確認の上、選定する事をお勧めいたします。
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