包装ソリューションPackaging Service & Solution
輸送包装/製品試験サービスISO 4180 輸送試験サービス
当サービスでは、ISO 4180規格に従い、試験計画の立案から輸送試験実施、試験終了後の試験報告書作成までワンストップで対応いたします。
こんなお悩みはありませんか?
- 輸送試験に関する基本的な知識や経験がなく、何をどうしたら良いか分からない
- 英語で書かれた規格書をゼロから読み解き、試験方法や手順を理解するのは大変だ
- 試験に関する専門知識や経験がなく、自社の輸送環境に見合った試験条件が設定できない
- ISO4180では試験項目が多岐に渡るが、試験をワンストップで依頼できる先がなくて困っている
サービスの概要
当サービスでは、ISO 4180 試験法一般通則に従って、試験計画(試験項目・試験条件・試験方法等)の立案からの輸送試験の実施、また試験終了後の報告書作成(和文、英文、両対応可)までワンストップで対応いたします。また、万一包装仕様が不合格になった際は、ご要望に応じて包装設計の見直しまで支援が可能です。
ISO 4180 輸送シミレーション試験とは?
我が国の輸送包装の基準となっているJIS Z 0200「包装貨物-評価試験方法通則」に相当する国際規格がISO4180である。またASTMやISTA規格同様に世界各国で幅広く採用されている輸送試験規格の1つである。
2009年からおおよそ10年ぶりに本規格の試験内容及び条件が大幅に改訂され、2019年度版として発行された。
自社の輸送環境(物流の各行程で予測されるハザード)がわかっているユーザーは、本規格の “Table 3”に記載の物流の工程例に従い、輸送中のハザードとそれに対応する試験項目より選択して、試験方法及び試験レベルを組み合わせて試験手順を構築できる。
(Table 3の物流工程例と各工程に対応する試験方法は、規格書を参照してください)
自社の輸送環境が把握できていないユーザーは、本規格の “Table 4”に記載の試験手順を使用する事ができる。
(例えば、Schedule Aの場合、「前処置 → 圧縮試験 → ランダム振動試験 → 自由落下試験」の順序。試験レベルは個別に決定していただく必要がある。また、 Schedule Bの場合は、「ランダム振動試験 → 自由落下試験」と行い、圧縮試験は別供試品でも良い。)
試験レベル(試験厳しさ)は、振動試験・傾斜(水平)衝撃試験・片支持落下試験は3段階あり、自由落下試験(包装質量が30kg未満及び、30kgを超える場合)・圧縮試験は4段階ある。
ランダム振動試験におけるPSDプロファイルが3種類(プロファイル A, B, C) となった。プロファイルA及びCは、2019年度版で新たに追加となり、プロファイルBは、ISO13355: 2016 附属書Aより引用している。供試品を加振テーブルへ固定するかどうかについては、プロファイルA及びBに関しては、実際の輸送環境を想定して決定する。プロファイルCに関しては、加振テーブルへ固定せず自由にバウンスさせる繰り返し衝撃が要求されている。
試験計画の例(ISO 4180 表4 参照)
試験事例の紹介
JBLの強み
- 当社が保有する試験設備は小口貨物から大型重量貨物まで試験対応可能です。フォークリフトを保有しており大型重量貨物も安全かつ迅速に試験実施が可能です。
- 各種包装試験設備をバランスよく取り揃え、海外規格のシーケンシャル試験にも、1拠点でほぼ全ての試験ができます。
- ISTA認定試験設備により信頼性の高い試験を実現いたします。
- 社内にはISTA CPLPテクノロジスト、テクニシャンが多数在籍しており、ISTAとのアライアンスにより最新の専門情報を収集しお客様の試験に役立てる事が出来ます。
関連ページ
・ISO 4180 評価試験法通則 https://www.ipros.jp/product/detail/2000109876
本件の関連資料
本件に関するお問い合わせ
- お電話によるお問い合わせ
- ☎ 0466-41-0264/0267/0265(受付時間:平日10:00〜17:00)