事例Case Study

NTTデータカスタマサービス株式会社様 データ消去(物理破壊)等

NTTデータカスタマサービス株式会社様 データ消去(物理破壊)等

金融系PC4331台のHDD/SDD取外し、データ消去(物理破壊)等において安田倉庫/JBLをお選びいただいた理由やご利用のメリット等をNTTデータカスタマサービス株式会社 佐藤様にインタビューいたしました。

  • IT機器物流サービス

企業情報
会社名:NTTデータカスタマサービス株式会社
事業内容:データ通信システムの企画・設計・構築、導入、運用、保守等
ホームページ:https://www.nttdatacs.co.jp/

ご依頼内容
約5,000台のパソコン/付属品の受入れ、検品、HDD/SSDの取り外し、データ消去(物理破壊)、データ消去前後の写真撮影、消去証明書の発行、リユース品の仕分け返却、廃棄業者への引き渡し
作業期間
2020年2月下旬~3月下旬(約1か月)

タイトな期限や物流施設の課題を抱えていた

JBL:「今回の案件にあたって事前にあったお悩みや課題はどのようなことでしたか。」
NTTデータカスタマサービス様(以下NTTデータCS様):「1番の課題、事前の悩みはとにかく期限がタイトであったことです。安田倉庫/JBLに依頼した時点で作業完了の期日まで残り1か月しかありませんでした。
スケジュールのみならず、場所、コストにおいても困っている状況でした。他の会社へ相談したところ、物理的な制限としてトラックヤードにつけられる10トントラックが1台までといった制限がありました。また、HDDだけではなくSSDも破壊してほしいという要件が直前に舞い込みましたが、これについてもSSDの破壊の作業実績がないため断られました。」

要望条件に合った物流施設や多機種のデータ消去対応が選定の決め手

今回の案件は、エンドユーザーからの要件定義がなかなか固まらないなか、直前の変更等や高いレベルの要望条件に対応しつつ期日までに作業を終えなければならないという時間的制約が有り非常に厳しい状況にあった。また作業面のみならず、約5,000台の搬入にはトラックヤードの受入れ体制や保管スペースの確保も課題であった。安田倉庫/JBLを選定いただいた理由のひとつにはこういった課題をクリアできる物流施設にあった。

搬入されたPCの一部。約5000台を保管できるスペースとセキュリティ要件が整った場所が必要であった。

JBL:「今回の案件において安田倉庫/JBLを選んでいただいた理由をお聞かせください」
NTTデータCS様:「安田倉庫/JBLはトラックヤードの広さや倉庫のセキュリティ要件、空調のある作業スペース・保管スペースなど物流施設の条件が整っていました。」
JBL:「先ほどこれまでの取引先のお話がでましたが、他社と比べて今回安田倉庫/JBLを選定する決め手となった点は他にございますでしょうか。」
NTTデータCS様:「単純な同じ機種のHDD破壊であれば対応してくれる業者は多いのですが、今回は機種にすると100種近くあり、デスクトップPC、ノートPC、シンクライアントPC、タブレットPCと多岐に及びました。それをHDDのみならずSDDの物理破壊も含め一手に受けていただいたことも決め手となりました。」

急な要件変更への臨機応変な対応や提案に助けられた

HDDデータ消去作業。HDDの機器による破壊、シリアル#の記録、データ消去前後の写真撮影等を行った。

JBL:「安田倉庫/JBLの対応はいかがでしたでしょうか」
NTTデータCS様:「今回は要件定義が固まる前に機器の回収をしたので、回収後に要件が変更になることもありました。例えば回収済のなかからタブレットPCは物理破壊をせずリユース(再利用)することになりました。このため回収済のPCのなかからリユースするタブレットPC/付属品を抜き出し、検品、エンドユーザーへ返品する作業が発生しました。このような急な変更にも臨機応変に対応していただき助かりました。」
JBL:「管理の面はいかがでしたか」
NTTデータCS様:「スケジュールが延びるとコストもかさみます。過去にはスケジュール遅延が物流コストとして跳ね返ってくることもありました。今回安田倉庫/JBLはデータ消去作業と物流をワンストップで行いスケジュールなど全体的に管理していただけた。こちらからのこうしてほしいという依頼より、まず安田倉庫/JBLならこうしますという提案をいただけたので安心して任せることができました。」
                          

今回の案件は、安田倉庫とJBLの協業プロジェクトで、安田倉庫の綿密な打合せによる情報収集、案件取り纏め、安田倉庫とJBLの連携による料金と作業工程提案、JBLのデータ消去、在庫管理、進捗管理、臨機応変な作業対応により、NTTデータCS様やエンドユーザーの要望に応えることが出来た。
安田倉庫グループ全体でのシームレスな物流サービスの提供についても評価をいただいた。

NTTデータCS様:「帰りのトラック便をうまく利用してもらうなどの融通を利かせていただき、物流の連携はとても助かりました。別の取引先に在庫されていたパソコンを安田倉庫グループのトラックで回収し、JBLで受入をしてもらうといったグループ間での連携もとてもスムーズでした。
倉庫についても、これまでの取引先で使用した倉庫は空調がなくそれが当たり前だと思っていました。今回は空調もあり、セキュリティも整った場所を提供していただきました。セキュリティの要件や空調が整った設備、落ち着いた作業環境で、施設を一緒に見学したエンドユーザーにもお褒めの言葉をいただき、エンドユーザーへの信頼にもつながりました。」

同じ目線に立って考えてくれる、物流のパートナーとしての役割に期待

JBL:「同じようなお悩みをお持ちの会社に安田倉庫/JBLをおすすめいただける点がありましたらお聞かせください」
NTTデータCS様:「下請けというよりはパートナーとして動いてくださるところです。我々と同じ目線に立って、課題に親身に相談いただける会社だと感じました。」
JBL:「ありがとうございます。最後に御社の今後の展望などをよろしければお聞かせください。」
NTTデータCS様:「大規模な案件が重なるときなど、以前は物流が弱点でボトルネックとなっていた面もありました。今後はそういった面を払拭できるよう安田倉庫/JBLにもサポートいただきたいと思ってます。IT機器のライフサイクルを包括したワンストップなソリューションをお客様にご提案し、そして大規模な案件にもより多く取り組んでゆきたいです。」
JBL:「安田倉庫/JBLもぜひ物流のパートナーとしてご協力できればと思います。今日はお忙しいところインタビューにお時間をいただきありがとうございました。」

NTTデータカスタマサービス佐藤様が評価してくださった安田倉庫/JBLの主なメリット
  • データ消去における他機種への一括対応
  • タイトな期日と変更要件への臨機応変な対応
  • 保管スペースやトラックヤードなど整った物流施設
  • データ消去と物流のワンストップでの対応

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