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「データ消去専用エリア」を新設しました

  • ITキッティング

データ消去においては近年、HDD流出事故やUSBメモリー紛失などの情報漏洩に関わる問題が続発したことから、官公庁や自治体、学校、企業、個人も含めて多くのお客様がIT機器の廃棄に際しより厳しく適正かつ確実なデータ消去を求められております。データ消去事業者においてはその対応が急務にあります。

このような流れを踏まえJBLでは第三者機関であるADEC(データ適正消去実行証明協議会)への加入や、セキュリティ強化に努めてまいりました。そしてこの度更なる適正かつ確実なデータ消去サービスの提供に向けてADECのガイドラインに準じた「データ消去専用エリア」を開設いたしました。
エリア内では、お客様のご要望や消去メディアに合わせ、論理消去、物理消去、磁気消去と様々な方法に対応可能です。

7台の監視カメラや4か所の電子錠で強固なセキュリティを完備

今回新設したデータ消去エリアはセキュリティ完備の独立した倉庫です。入室に際して2重のセキュリティとなるよう4か所に電子錠を設置しました。
またセキュリティエリアに入室できる社員を限定し、入室を電子錠のログで管理しています。

  • 手前の扉にも奥の入り口にも電子錠が設置されている
  • 電子錠は入室記録を保管・管理している

監視カメラを7台設置しエリア内の死角をなくしている

内部には7台の監視カメラを設置し、エリア内の
死角をなくしています。カメラではデータ消去作業の
手元まで確認することができます。

また、入庫からデータ消去、梱包、出荷までの
一連の作業がセキュリティエリア内で完結するよう
レイアウトがされております。

  • データ消去の機器は複数台あり、作業効率も向上
  • セキュリティエリア内で一連の作業が完結するようレイアウトしている

データ消去エリアリニューアルに際しての主な取り組み

● 入室管理セキュリティおよび監視体制の強化
・倉庫全体をセキュリティエリアとし、入室可能な社員を限定
・入室は電子錠にて管理し、ログを保管
・セキュリティエリアに計7台の監視カメラを配備

● データ消去エリアの専有化
・倉庫内にパテーションを設置、入庫~作業~出荷まで専用エリア内で完全管理

● データ消去プロセスについての明文化
・組織体制・環境セキュリティ・アクセス制御・運用/インシデント管理のドキュメント作成

JBLでは引き続きお客様に安心してご依頼いただける環境づくりとサービスに努めてまいります。データ消去についてのご相談やお見積り等お気軽にお問い合わせページよりご連絡ください。