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データ消去について
- ITキッティング
データ消去の重要性
前回のブログでWindows 2017の終了に伴うデータ移行について触れましたが、パソコンの入れ替えを行い廃棄する場合、パソコンのHDDに残されたデータの消去が必要です。ソフトウェアを用いてパソコンを初期化したりフォーマットすることにより、一見データは消えたように見えますが、このような状態ですと特殊なソフトウェアを用いてデータを復元することが可能です。パソコンに保存された顧客情報や企業情報など大切な情報の漏えいを防ぐためは、確実なデータ消去の方法を取ることが重要です。
主なデータ消去方法
データが復元されない安全なデータ消去には主に以下の3つの方法があります。
●物理破壊
専用の装置でハードディスクを物理的に破壊する
●磁気データ消去
専用の装置で強力な磁気を与えてデータを消去する
●ソフトウェア消去
消去専用のソフトウェアでデータを消去する
それぞれの消去方法にはメリット・デメリットがあります。機器の状態や、データ消去後の機器の扱いにより、最適な方法は異なってきますのでよく確認して処理方法を選びましょう。
各データ消去法のメリットとデメリット
●物理破壊
【メリット】
・パソコンを起動しなくても対応可能
・短時間で消去可能
【デメリット】
・HDDの再利用が不可
・パソコンの分解が必要
●磁気データ消去
【メリット】
・パソコンを起動しなくても対応可能
・短時間で消去可能
【デメリット】
・HDDの再利用が不可
・パソコンの分解が必要
●ソフトウェア消去
【メリット】
・HDDの再利用可
・パソコンを分解する必要がない
【デメリット】
・パソコンが起動しないと対応不可
・消去に時間がかかる
JBLでも今回ご紹介したデータ消去のサービスを弊社セキュリティエリアにて行っております。お客様の機器の状態等から適した消去方法をお選びいただけます。またデータ消去後の廃棄のご相談や、機器の輸配送なども承っております。データ消去のみならずその他の付帯作業も一貫してお任せいただけますので、お困りごとがございましたら是非一度ご相談ください。