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リモートワーク(テレワーク)の試み

  • 物流

先日お知らせにも掲載させていただきましたとおり、4月7日の緊急事態宣言の発令を受け、現在JBLでは時差出勤やリモートワークを織り交ぜた少人数体制でオペレーションを継続しております。
今回の緊急事態宣言を受けて初めてリモートワークを試みた企業も多いのではないでしょうか。リモートワークを始めるにあたって最低限必要なことなどについてまとめてみました。

リモートワークに必要な環境とハードウェア

リモートワークができるか否かについては、担当業務によってもかなり異なってくるかと思いますが最低限必要とされる環境とハード面についてまずは触れたいと思います。

【リモートワークに必要な環境とハードウェア】
●持ち帰り可能な業務用ノートPC
●自宅から社内ネットワークにアクセスできるネットワーク環境
●業務用携帯電話
●WEB会議や電話会議を行う社内共通ツール

こうして挙げてみると日ごろノートPCを使って仕事をされているようでしたら、リモートワークへ移行は比較的スムーズだと思われます。しかし、セキュリティの問題がありますので、パソコンの社外持ち出しについては厳重な注意が必要ですし、回線についても社内ネットワークのセキュリティを維持しつつも社外からアクセスできる環境が整っていないといけません。この点は日ごろからセキュリティ環境の整備や持ち出しの遵守事項など運用面での整備をされていた企業とそうでなかった企業では、テレワークへの移行にかかる時間に差ができてしまったかと思います。

携帯電話については全ての人員が業務用の携帯を持っていることは少ないと思われますので、今回自宅で仕事をするにあたってはプライベートの携帯電話を使わざるをえないことも多いかと思います。最近では1台の電話に新たにビジネス用の電話番号を付与し、番号と料金をプライベートと使い分けができるようなサービスを提供している会社もあります。一時的にでもこのようなサービスを利用するものいいかもしれません。

業務における現場とリモートの切り分け

環境やハード面で自宅での仕事環境が整ったとしても、物流業務においてはどうしても現場での作業や確認が必要であったり、紙の書類を扱う必要があったりとすべてをリモートワークで行うことは難しいかもしれません。今回リモートワークが推奨される状況となり、今まで当たり前のようにオフィスで行っていた業務について、どの部分がリモート可能で、その部分がリモート不可なのかを見極める必要がでてきたかと思います。このような切り分けは、業務がオーバーフローした際のアウトソースの検討などにも役立つかと思います。

今も様々な制約のなか厳しい状況が続きますが、この機会が今までの当たり前への見直しとなり、今後につながる何かを見つけていければいいですね。